LDCレポート【3月号】
■ポールを使ってウォーキング!
春の訪れとともに暖かくなってくると、寒さでこわばっていた体を存分にほぐしたくなりますね。自分の足で歩くことは健康への第一歩。「歩きに自信がない」「もっと効率を上げたい」という方にぴったりなのが、ポールを使うウォーキングです。
両手にスキーのストックのようなポールを持って歩くことをいい、誰でも簡単に始められ、体への負担も少ないことから、年齢や体力に関係なく楽しめるのも魅力です。
あまり知られていないのですが、実はポールを使って歩くスタイルは「ノルディックウォーキング」と「ポールウォーキング」の2種類があります。ノルディックウォーキングは、クロスカントリースキーの選手が雪のない季節に行っていた強化トレーニングがルーツで、フィンランドで1997年に健康運動として紹介されたのが始まりです。一方、ポールウォーキングは長野県の整形外科医によって考案された健康法です。
「ノルディック」は下半身だけでなく、腕や背中の筋肉も使う全身運動になるため、普通に歩くよりも消費カロリーが高く、短時間で効率よい有酸素運動になります。「ポール」の方も上半身を使うのは同じですが、足腰への負担を軽減しながら歩くことができるので、高齢者や体力に自信がない方にもおすすめです。ポールの形状や使い方にも違いがあるので、自分がどちらのウォーキングをするのかを決めてからポールを購入しましょう。
ノルディックとポール、どちらのスタイルも、体験イベントが各地で行われているので、参加してみて自分に合う方を見つけてください。
※参考:
特定非営利活動法人 日本ノルディックウォーキング協会
一般社団法人 日本ポールウォーキング協会
スポーツオーソリティ公式サイト https://www.sportsauthority.jp
株式会社シナノ https://sinano.co.jp/
羽立工業株式会社 https://hatachi.jp/
株式会社キザキ https://www.kizaki-net.co.jp/
株式会社キャラバン https://www.caravan-web.com/
美津濃株式会社 https://jpn.mizuno.com/
■みんな大好き!ジャイアントパンダ
ころんとした体にまぁるい頭、黒くて小さな丸い耳と愛敬のある顔。世界中で愛されている動物、パンダ。3月11日は「パンダ発見の日」です。そのきっかけは、1869年(明治2年)3月11日、フランス人宣教師のアルマン・ダヴィドが、中国の地元の猟師より白黒の毛皮と骨を譲り受け、パリの国立自然史博物館へ調査を依頼したこと。ジャイアントパンダが世界へと伝わった歴史的な日となりました。
ちなみにパンダという言葉が登場したのは1825年のこと。その「パンダ」とは、レッサーパンダを指しているという説が有力です。もともとパンダと呼ばれていたレッサーパンダは、1869年に「白黒のクマ」が登場したことで「レッサーパンダ」と名付けられ、白黒の方を「ジャイアントパンダ」と呼ぶようになりました。そうそう、パンダの語源は「竹を食べるもの」という意味の〝ネガリャポンヤ″の〝ポンヤ″からきているそうですよ。
野生のジャイアントパンダが生息しているのは、中国南西部の四川、陝西、甘粛の3省の山岳地帯です。パンダは発見されてから次々と乱獲され、1970年代は野生のジャイアントパンダはわずか1000頭あまりまで減少し、絶滅危惧種に指定されています。現在は個体数の回復が確認され、2016年に絶滅危惧種から危急種に引き下げられました。
東京から1頭、和歌山から3頭のパンダが中国に返還されたというニュースも記憶に新しいところですよね。パンダは中国からの貸与なので、親パンダはもちろんのこと、日本で生まれた子パンダも中国に返還されることが協定によって定められているからです。
わずか150年ほど前に「発見」されたジャイアントパンダ。この春パンダに会いに、動物園に足を運んでみませんか?
※参考:
上野動物園 https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
アドベンチャーワールド https://www.aws-s.com/
サンシャイン水族館 https://sunshinecity.jp/aquarium/
WWFジャパン https://www.wwf.or.jp/
■掃除機の世界
冒頭から突然ですが、掃除はお好きでしょうか。ある家電メーカーの調査によると「嫌いな家事」のツートップは、掃除と洗濯に関する家事なのだそうです。ですが女性誌の調べでは、掃除機は「買ってよかった家電品」の第1位に輝いています。
掃除機は大きく分けて4タイプあります。まずはキャニスター式。車輪のついた本体を床におき、ホースを持って掃除するタイプです。吸引力に優れますが、重たく、掃除機をセットするまでに収納場所から取り出し、電源コードを引き出してコンセントに差すなどの手間が難点です。次がロボット式です。これは自動で部屋を掃除するタイプですね。自分で掃除機をかけなくてよく、いつもきれいな状態をキープできるとあって支持されています。そしてスティック式は、本体とヘッドがつながった縦置きタイプ。コードレスなので軽くて小回りがきく上に、リビングに置けるのでしまう必要もなく、使いたい時にさっと使えますが、充電が必要で、連続で利用できる時間に限度があります。最後がハンディ式。片手で持てるコンパクトな掃除機です。その特徴は、手軽に使えること。部屋全体というよりはピンポイントで使う掃除機で、机の上や車の中などで使えます。
変わったところでは、カーペットやソファーといった布製品の洗浄を目的とした「水を噴射して汚れを吸い取る」方式のクリーナーなるものも。ペットがいる家庭から高い支持を得ているようです。
掃除機はまさに、用途や暮らし方に合わせて選んで楽をする家電のひとつ。「まだ使えるから」と古くて重たい掃除機を使い続けていたり、「スティック式は稼働時間が短い」と思い込むのは損をしているかも。多くの人が「買い替えて正解」を実感する掃除機の実力を、試してみませんか?
※参考:
dマーケット https://dmarket.docomo.ne.jp
カカクコム https://kakaku.com/
25ans https://www.25ans.jp/
パナソニック株式会社 https://panasonic.jp/
アイリスオーヤマ株式会社 https://www.irisohyama.co.jp/
データ出典/シャープ株式会社(嫌いな家事) https://jp.sharp/
Domani(2022年、みんなが買ってよかった家電・美容機器ランキング)
https://domani.shogakukan.co.jp/