健康保険の料率改定&医療保険の必要性■LDCブログ
こんにちは。LDCの大内美郷です。
久しぶりの更新になってしまいました(^^;)
月1では更新したいな~と思いながらも、気づけばもう3月という時間の早さに驚愕しております・・・
来月以降は頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。笑
さて、今回は【健康保険の料率改定&医療保険の必要性】についてのお話です!
神奈川県の協会けんぽ、
令和3年3月分(4月納付分)より保険料改定となりますのをご存じでしょうか?
◆健康保険料率
令和3年2月分まで:9.93% ➡ 令和3月3月分から:9.99%
◆介護保険料率
令和3年2月分まで:1.79% ➡ 令和3年3月から:1.80%
あ、あがっている・・・(T_T)
保険料率は都道府県ごとに定められ、地域の医療費水準に基づいて算出されています。
各都道府県ごとに財政状況は異なるので、上下はありますが
神奈川県に関しては、今回の改定で上がってしまったようですね・・・
ご参考までに、協会けんぽの都道府県保険料一覧表をご確認ください。
協会けんぽの財源は、約8割が中小企業であると言われています。
そのため、景気変動の影響を受けやすく、特に新型コロナウイルス感染症は
今回の保険料アップに影響しているようです。
医療費の伸びが賃金の伸びを上回る赤字構造に加え、
高齢者医療制度への拠出金が今後も増大することを踏まえると
財源はさらに厳しさを増すばかりなのです・・・
国としては、健康診断や保険指導をはじめとする【健康づくり】を推進したり、
ジェネリック医薬品の使用促進を行う事で
医療費の削減、財政状況の改善を図っていますが
こうした状況はすぐには変わりません。
たとえば、今後は医療費用負担が現在の3割から4割になったり・・・
そんな未来もあるかもしれません。
最近では、医療保険はいらない!というFP(ファイナンシャルプランナー)の方もいらっしゃるようです。
おそらく、短期入院が増えていることや高額療養費で賄えるとの観点からだと思いますが
弊社としては、やはり医療保険は必要な保障と感じております。
保険の本質は、
何かあった時に安心して最適な保障を受ける事ができることです。
どんなに短期入院が進んだとしても、
重い病気に罹患してしまった場合はやはり長期入院は避けられません。
厚生労働省の【平成29年患者調査】によると、
人口10万人に対しての入院受療率の総数は下記です。
1位 【総合失調症等】 121人
2位 【脳血管疾患】 115人
3位 【悪性新生物(がん)】 100人 ※死因トップ
やはり、長期入院を伴う疾病が上位を占めていますね。
先日、お客様で看護師をされている方に聞いた話ですが
精神疾患で35年入院した事例もあるとのことでした・・・
高額療養費も、先に述べたような社会保険財源の圧迫から
自己負担額が大きくなる可能性も考えられます。
過剰な保障は必要ないと思いますが
資金面の不安ゆえに、満足な治療を受けられないケースもありますので
やはり、万が一に備えて保障はしっかり持っておきたいですね。
そして、将来の楽しいことへの備えは、
保険ではなく資産形成(積立)で行うのが最も効率の良い方法です。
最近は、NISAやiDeCoなど、
税制優遇を活用した資産形成のお問い合わせが急激に増えております。
先日、沖縄で行ったセミナーでも大変好評でして
より資産形成の重要性を実感しております。
(セミナーのお話はまた今度書きたいと思います!)
まだまだ不透明な時間が続きそうですが
人生100年時代、保障もカバーしながら、
将来のための資産を一緒に作っていきましょう!!!